| 尾長の聖地 あの男女群島! 謎カメと釣友3人が行って来ました。 男女群島と言えども 「絶対」 はありえません。 |
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「船酔いの恐怖」 「寒さ」 「疲労」 ・ ・ ・ 幾多の試練を乗り越えて。 磯で過ごした2泊を 謎カメがご報告します。 |
[2/16 昼前] あじか渡船到着 |
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仕事の終わる時間が・・女房の顔色が・・・近所に不幸が・・・などなどの難問を乗り越えて四国を脱出。 3日分の食料やら釣用の小物を買い足し、やっと同行の4人が「あじか渡船」に到着したのは昼前でした。 受付であじか名物の「女将さん」にご挨拶して、エサを準備しているといきなり「13:00に出船します。」との事。 あわてて酔い止めの薬を飲み、体中にカイロを貼り付けて高速艇「ブラックヘラクレス」に乗り込みました。 |
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天気予報は今夜にも回復のはずでしたが空には暗雲が垂れ込め今にも雨の降り出しそうな嫌な気配です。風も相変わらず治まりそうもありません。同行の若い連中は天気の事などは少しも意に介さず意気盛んに、もう巨グレを仕留めたような騒ぎで乗り込みました。が、「船酔いが怖い」私は空を浮かぶ黒雲の速さばかりが気になり船室に入ったものか、後部のキャビンで居た方が良いだろうかとか・・・ その時、「への河童親分」から電話が入りました。「平戸湾を抜け五島を交すまでは揺れません。男女到着前の一時間余りが辛抱です。」少しホッとしました。小一時間ほど船尾のクーラーに腰を掛けて「船酔い恐怖症組」談笑していましたが、少しずつ波が強くなってきたのであわてて船室に入り眠ってしまいました。 |
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[2/16 夕方] 同礁の桜内さん。 【シケシラズの大岩の鼻】 |
[2/16 夕方] シケシラズのハナレ? (私達が渡礁した磯から撮影) |
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船底を叩く波の音が弱まり急に船室の中が騒がしくなりました。時計を見ると4時過ぎです。男女の風裏に付いた様子です。防寒着、救命具を着けてデッキに出ると既に磯付けが始まっています。船酔いも無く、磯波も思ったより静です。家路からの行程約1,000キロ、曇天の荒海に浮かぶ黒く切り立った荒磯を見ると「やっと男女に来た〜。」と言う気持ちで何故か胸が熱くなってしまいました。 釣友に呼ばれてあわてて自分の荷物を船首に運び渡礁の順番を待ちます。 同行者4人ですが2組に分かれて先ずは私たちが渡礁します。 |
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最初に渡礁した磯は男女遠征ベタランの「桜内君」の説明では「シケシラズの大岩の鼻」らしいとの事でした。潮通しは良くないようですが、北西の風が強く風裏のポイントでは夜釣りでオナガの期待できる釣り場らしいのです。 先ずは荷物を磯上の平場に上げて写真を撮ったりコーヒーを沸かし、仕掛けを完了したのが夕暮れの迫った5時過ぎでした。波も無く潮の流れも殆ど有りません。 【仕掛け】 (ロッド)アテンダー2号、(リール)3500番、(道糸)4号、(ウキ)釣研「電輝円錐」B、 (ハリス)4号、(ハリ)がまかつ遠投グレ7号 ★ハリス2ヒロで直結、その上にG2を打ち、その上1メートルにウキ止めを入れて準備完了です。 日が落ちかけて海中が見え難くなった頃、少しずつ撒き餌に寄せられた小魚が見えてきましたが良く見ると25pほどのイスズミの群れです。タナを浅くしてアタリをとりますが釣れるのは手の平サイズのイスズミばかりです。男女群島の初日の数時間はグレのアタリも無く、曇天の暗い海は近くの磯に漂う電気浮きの光だけになり寒さが一段と身に染みてきます。 寒さと寝不足で少しイヤになりかけていた10時頃でした。それまでコマセに群がっていたイスズミのアタリが急に無くなり刺し餌が残るようになってきました。同行の桜内君が「オナガが廻って来たりして・・・」などと慰め半分にそう言った時でした。私のウキがゆっくりと海中に沈んでいきました。底根に掛かったような感じでしたので軽く合わせてみたところグレの手応えです。頭の中には「オナガ」のイメージ満杯でしたので隣で釣っている釣友の4号竿に8号ハリスの太仕掛けでない事が一瞬、悔やまれましたが、夜のオナガは思っていたよりも簡単に玉に納まりました。約55pのオナガです。先ずはこれで男女遠征の目的達成です。 11時頃、暖を取る為、コンロを取り出してコーヒーを沸かします。二人で一服して私は昨日からの寝不足と体力不足で少し眠くなってきましたので明日の朝の磯変りに備えて早めに寝ることにしました。 |
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[2/17 朝] 磯変わり |
[2/17 朝] 磯変わり |
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| 「そろそろ船が来ますよ」。桜内君の声で目が覚めて時計を見るともう8時前でした。予定通りに船が来て最初の磯変りです。朝になっても一向に天気は回復していません。彼はあの後、少し休んで4時頃から朝まで頑張ったようですがグレのアタリらしいものは無く釣れたのは小さなタカノハダイ一尾のみ・・「体力温存の為、僕も寝ればよかった。」と疲れた顔でしきりにぼやいています。 | |||||||||
[2/17 朝] |
[2/17 朝] |
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遠くに見える男女の名礁「帆立岩」も波に洗われて潮風に煙って見えます。釣れる所よりも先ずは竿の出せる場所を探しての渡礁です。中ノ島の風裏の本島に繋がった高場の磯に渡礁することにしました。下船の際にポーターの人に「なんと言う釣り場?」と聞くと「ペチャパイ・・」と教えられました。桜内君と顔を見合わせながら「もうすこし元気の出る名前の磯が良かったのに・・」と言いながら荷物を磯の上に運びます。 17日朝の8時30分 【仕掛け】 (ロッド)インテッサー1.75号50、(リール)ダイワLBD2500番、(道糸)3号、(ウキ)Sサイズの00号、(ハリス)3号、(ハリ)がまかつ遠投グレ7号 ★全遊動にして準備完了です。 船付がポイントらしいのですが吹き回しの風が強くて軽めの仕掛けでは思うような釣りが出来そうもありません。その場所を桜内君に任せて私は裏のワンドの風の当たらない場所に移動して釣る事にしました。 一見、この場所は普通の人は竿を出すようなポイントでは無いようなところでしたが、釣具の隅に忍ばせた男女のポイント集の説明では昼の「オナガ」は期待が出来そうも有りません。次の磯変りに期待してここは風を避けてのんびりと過ごす事にしました。 少しコマセを入れて海中を見ますとここも早速、イスズミのお出迎えです。良く見るとその下に尾っぽの白いグレらしい魚が見えてきました。磯際には男女名物?の「オジサン」がコマセの中を乱舞しています。次の迎えは昼頃です。ここはそれまで男女の小魚を相手にのんびりと遊ぶ事にしました。 11時頃、「釣れますか〜。」と言いながら桜内君がやって来て私の釣った30p位のグレを見て「すごいじゃないですか。」笑いながら二人で並んで釣る事にしました。この「ぺチャパイ」では結局二人で30pから40p程の口太を10枚ほど釣りました。 |
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昼頃に渡船がやってきました。取り合えず船に乗って磯変りすることにしました.。しかし、相変わらず北西の風が強くて西の磯には渡れそうもありません。風裏のポイントはどこも釣り人で混み合っています。船がワンドの静かな独立バエの二人組に「釣れますか〜」と聞きながら近づいていきます。私は桜内君と「ここは風も無く最高の場所やなあ〜」と恨めしげに話していたらその二人組は手を横に振りながら荷物を片付けて船に乗ってくる様子、私達二人は顔を見合して同時に横のポーターの人に「ここで良いですから〜。」と言いながら渡礁しました。こうして私達が運良く渡礁した独立磯は後で聞くと「吉田の2番」と言う名礁だったのです。この場所こそ今回お世話になった[への河童親分]が平成6年1月16日、阪神大震災の前日の夕刻に71cm/4.75kgの大物を仕留めた実績のある名礁だったのです。 「吉田の2番」は上がってみると平らな場所で釣り座としては良いのですが荷物の置き場の少ない後ろ下がりの釣り場でした。 荷物を磯の割れ目に置いて先ずはコンロを用意して船から差し入れのお弁当にレトルトのカレーを温めて・・定番のアサリとサバ煮込みの缶詰、「ぺチャパイ」で釣ったグレの刺身、お酒のワンカップまで沸かして男女遠征で始めての豪華な晩餐会となりました。 |
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[2/17昼] 中ノ島 |
[2/17昼] カレーとグレのお刺身 |
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| 2/17午後2時。 生オキアミ2角に赤アミ1角、集魚材を1袋半を混ぜて撒き餌作りも完了です。今回持参の中では最もライトな仕掛けで挑みます。 【仕掛け】 (ロッド)インテッサー1.75号50、(リール)シマノBB−XMG2500LB、(道糸)3.5号、 (ウキ)*への河童親分リリース*釣研 全遊動円錐M-G2、(ハリス)3.5号2ヒロ、(ハリ)がまかつひねくれグレ7号 ★直結の上1メートルにナルホド浮き止め、針から30p上にガン玉のBを打って完了です。 バッカンを釣り座に運ぶ時、ふと磯際の割れ目を見ると例の手の平サイズの「イスズミ」一列にが並べて捨てられています。何か嫌な予感です。 私は北側の角のポイント、桜内君は反対側の南向きのポイントで竿を出しました。相変わらず北西の風が強く時折回り込んでくる風がラインを跳ね上げ中々思うような釣りになりません。二人で竿を出して数十分、嫌な予感が的中してしまいました。ここも手の平サイズのイズスミの巣窟です。磯際に撒き餌を打って沖側を狙ってみたり、磯を休めたりして何とか木っ端イズスミの猛襲を避けようとしますがグレらしい魚影も一向に見えません。風は治まらず潮の動きも芳しくありません。二人で数え切れないほどイズスミを釣ってその内にとうとう彼も根気が続かなくなったのかコンロを出して少し遅めの「おやつタイム」となりました。 2/17夕方の5時頃になりましたが、本命のオナガの気配もなく、男女釣行の時間も既に前半戦を過ぎてしまいました。 二人でコーヒーを沸かして飲みながら最後の作戦の立て直しです。釣行前の天気予報では今日の昼過ぎにも風が治まり今夜は待望の西側の磯に渡礁できる見込みだったのですが相変わらずの強風です。折からの休日で近くの磯にも天気の回復を待つ釣り人が中の島周辺の風裏に混み合っています。5時過ぎに見回りに来た船に相談をしてこのまま「吉田の2番」の夜釣りに賭けて見ることにしました。 |
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[2/17] 吉田の2番 船着き |
[2/17] 吉田の2番 |
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今夜が男女釣行最後の夜です。男女に到着して丸24時間、まだ二人で一度もハリスを飛ばされるような怪物には出会っていません。しかし四国を出る時にに夢見た「オナガ」を期待し、タックルを大物使用へ交換。我が家のイソキンが大分のカンダイ釣りで竿をへし折られた際に同行の池永氏のアドバイスで購入のがま磯遠征4号-50を使用し・・。 【仕掛け】 (ロッド)がま磯遠征4号-50、(道糸)8号、(ウキ釣研 円錐ブライト2B、(ハリス)8号2ヒロ、(ハリ)カゴプロ11号 ★ハリスの直結部に3Bのガン玉、ウキ止めはその上30p、ハリスが潮目で張るとウキが沈み、 海面からぼんやり見えるくらいの仕掛けにしました。 桜内君も同様の仕掛けです。彼は男女遠征は何度も経験があり、特に四国「沖ノ島」の尾長にかけては実績のあるベテランです。初心者の私は今回の釣行で「夜釣りは昼の数倍にの寄せ餌を打つこと・・」と聞いていましたので撒き餌の少ない事を良しとする釣法の彼から少し離れて釣る事にしました。 孤島の水平線に日が沈んで近くの暗い海に釣り人の流すウキの赤や青色の光がくっきりと見えて来ました。サシエをボイルに変えて磯際の払出しを集中して狙いますが何の反応の無いままに時間ばかりが過ぎていきます。マキエを足元に打って身体を後ろに引いて竿を斜めにして磯際に落とし込んでいたその時です。ウキが波の払出しに揉まれて海中に引き込まれてそのまま沈んだように見えました。根掛かりかな・?と思いながらそーと穂先で聞くとやっと待望のグレの引きです。ハリスは8号、強引に取り込みます。海面に浮いたグレは簡単に玉に納まりました。口太?と思って良く見たら50pほどのオナガでした。その後、10時前に同じくらいのオナガを2尾追加して横を見ると桜内君は竿を上げて寝袋の用意です。私も昨夜は十分に寝たはずですが道中の疲れか、急に眠くなって来ました。何故かアタリの無い彼は昨夜、寝ていない事も有ってか、今夜は珍しく諦めムードのようです。寝起きの悪い私は昨夜のようにここで寝てしまえば朝の時合いを逃してしまいそうです。ここは何とか今回の釣行に悔いを残さない為にももう少し頑張る事にしました。 ふと空を見ると大きな月が出てその明かりに遠くの岩礁が見えて風も静かになっています。「うん、明日は西磯へ・・・?」と少し元気が出かけたその時です。「Patience,patience,patience.(釣りは)忍耐の芸術である。」かの開高大先生ののたまわれた名言は本当でした。 少し磯際を離れて漂っていたウキが海中に赤い光を残してゆっくりと消えていきました。久し振りの魚信らしいアタリです。道糸の緩みをソ〜ッと巻き取り大きく合わせます。道糸が夜光虫の光で斜めに張って竿引きになり身体が前に引き込まれそうになります。少しドラグを緩めて体勢を立て直して応戦です。ドラグの逆転の音に気が付いたのか彼も起き上がって応援です。相手は根に走らず沖合いに走ります。彼が横から「これは大物や・・!慎重に・・」と玉を用意してくれかけたその時・・大きな魚体が一瞬青白く見えた直後、竿先は空に舞い上がってしまいました。・・針外れでした。さすがに経験者の彼は「今のはメダイやろう・・」とその猛烈な疾走ぶりから今暗い海の中に去った相手に気が付いたようでした。 このやり取りで急に眠気の吹っ飛んだ二人は俄然やる気。 朝まで寝ることも無く、彼が大物のメダイ2尾と口太50pオーバー、私がオナガの50pオーバーを追加。 早朝5時、名礁「吉田の2番」を離れました。 |
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[2/17] 吉田の2番 |
[2/17] 吉田の2番 「メダイ」 |
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18日、朝の5時過ぎ、さあーこれからの数時間が男女遠征のラストチャンスです。風も治まってやっと待望の西磯の名礁群へと「ブラックヘラクレス」は走ります。船上の釣客は私達の二人だけです。「吉田の磯」を離れて数分で男女群島の中の島と花栗島の真中に位置する屈指の名礁「帆立岩」が見えてきました。 まだ少し波の残っているせいでしょうか、帆立岩、SOS、カブリ、ハナレなどの好ポイントに釣り人の姿は見えていません。薄明るくなりかけたその目の前にいきなり黒く切り立った岩礁が見えてきました。男女の名礁「SOS」です。前田船長がブリッジから身を乗り出すようにして「X○?☆?バッテン・・バッテン?」とマイクでアドバイスをくれますがエンジンと風の音に消されて意味不明です。(まだ波があるので注意をして・・・らしいです?) 「SOS」の南側に船先を着けるのですが波に煽られて何度も着けなおします。先ずは桜内君が渡り、私も身体一つで続きます。ポーターの人から荷物を投げるようにして受け取り、上から腹這いで手を差し伸べている彼に差し上げて渡します。荷物を磯に置いたその後も高場の方へ運ぶまで船がサーチライトを照らして見守ってくれます。ここはさすがに風が強く早朝の寒さの中でしたが最高の場所へ上がれた感動と興奮でその寒さも全く感じません。 高台の平場に荷物を運んで足元を見ますとその迫力満点の荒波の中に黒く切り立ったこの名礁に渡礁できた感動で胸が熱くなってこれまでの疲れが嘘のように吹き飛んでいきました。 |
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[2/18朝] SOSの船着き |
[2/18朝] SOSより 「帆立岩」 |
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| 荷物の中から最後の食料を引っ張り出して腹ごしらえを済ませ、オナガ狙いの仕掛け作りです。これまでに夜釣りのオナガですが5枚の釣果です。ここは男女の証しの60オーバーに狙いを絞って最後の挑戦です。昨夜の大仕掛けのまま、この本流を攻める事にしました。 桜内君はこの釣り場は以前にも上がった事がありポイントも心得ている様子です。早速、南西側の高場から竿を出すようです。明るくなりかけた海上を良く見ると潮は干潮から満ち潮へと変り、本流は[SOSのハナレ]から[帆立岩]の沖合いに少しづつ早くなっていきます。私の居る場所からは、中尾瀬と佐藤瀬の間を抜ける潮を流すようですが流勢が弱く少し流し難いようでしたので裏側の船着きの低場から釣っててみる事にしました。釣り座から上を扇いで見ると彼は竿を立て掛けて座り込んだまま寝ている様子です。 8時、大きめのボイルを餌にして手前の引かれ潮から本流に乗せて今朝の第一投です。足元から50メートルほどはゆっくりと良い感じで流れていきます。本流に引き込まれたラインはものすごい速さで飛び出していきます。出発前、道糸を手巻きで巻いていましたのでその撚れを取る積りで200メートルを流し終わろうとしたその時、本流釣り特有のアタリです。大型リールに道糸8号、ハリス8号です。急流の中から強引に寄せてきたのは55pのオナガでした。桜内君はまだ眠って居ます。無理やり抜き上げようとしましたが足場が高く上手くいきません。タモも届きそうもありません。仕方が無いので磯際の少し割れ目になったところに引き込んでおいて道糸を手繰って引きずり上げました。美しい魚体のオナガですが回遊魚特有の痩せて茶色味が少なく迫力の無いグレです。 ハリスを見るとかなり傷ついています。それを交換してハリスにガン玉を追加して大きな目のボイルを刺して第2投です。 今度は少し手前でアタリです。竿を煽ってポンピングで寄せて来るうちに道糸は本流からそれてハナレの裏側の方に回っていきます。「まずいなあ・・」と思いながら強引に手前に寄せてきますが先ほどの魚に比べてかなり手強い感じです。竿を叩くような手応えもあります。「男女は真鯛は釣れんのかな・・?」などと思いながら手前に寄せて良く見るとオナガのようです。私にはとても抜き上げは無理なようです。その時、運良く桜内君が起きてくれて玉を渡してくれましたがここからは届きそうもありません。良く見ると針は魚の口先にがっちりと掛かってハリス切れの心配もなさそうです。ゆっくりと魚に空気を吸わしてどうにか玉の届くところまで下りて無事に玉に納める事ができました。 8時30分、早速彼にメジャーを借りて検寸です。 |
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貴重なアドバイスをありがとうございました。 最後に Patience,patience,patience.(釣りは)忍耐の芸術である。に感謝です。 そしてこの痴筆な拙文を最後まで読んで頂いた皆さん、申し訳有りませんでした。 |
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